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ぎっくり腰になったら

ぎっくり腰になったら

10月11月12月とぎっくり腰の方が増えます。

緊急性もあるので、ぎっくり腰についてです。

突然、腰に鋭い痛みを感じて動けなくなってしまう。
ピリッとするような、ズキッとするような、刺すような痛みが何の前触れもなく腰に襲ってきます。

俗にいう「ぎっくり腰」ですが、正確には「急性腰痛」といいます。

あまりにも強い痛みが急にやってくることから、欧米ではその症状から「魔女の一撃」とも呼ばれています。

どんな時におこるかというと、ふとした瞬間や、急な動作をしたときにおこることが多いです。

 ・床から荷物を持ち上げようとしたら…
 ・歯ブラシを取ろう手を伸ばしたら…
 ・くしゃみをした瞬間に…

重い物を持ち上げるような時だけではなく、ちょっとした動きの中でもおきることがよくあります。

いきなり鋭い痛みに見舞われるので、何か腰がとんでもない事になってしまったのではないかと恐怖心が膨らみます。

その恐怖心が痛みをさらに敏感に察知させるので、身動きすらできなくなってしまう・・・。

つらいですよね。

●急性腰痛(ぎっくり腰)の原因

はっきりした原因は解明されていませんが、腰の筋肉や筋膜になにかしらの負荷がかかったときにおこるものと考えられています。

しかし、一番多いのは、日ごろの疲労が抜けにくい体のバランスになっていて、睡眠をとっても回復しきれず疲労を溜めていっているケースです。

すでにご説明したとおり、ぎっくり腰がおこるきっかけ自体は些細な動きであることが多いのですが、その些細な動きが腰を痛めるような原因になるとは考えにくいです。

それは最後の一押しのきっかけであって、それまで水面下で蓄積してきた筋肉や筋膜の疲労・緊張が大きく関係していると考えられます。

コップに水滴がだんだんと溜まっていき、水面いっぱいまで満たされたとき、最後にちょっとした振動で水がこぼれ出す…、そんなイメージです。

ですので、普段からコップの中に水をためすぎない(筋肉疲労をため過ぎない)生活習慣を送ることが急性腰痛(ぎっくり腰)の予防につながります。

●急性期の対応

痛み出したばかりの急性期では、基本安静にするのがよいでしょう。
(痛くなった当日~翌日くらいにかけて)

炎症を起こしているかどうかが急性期の一つの目安となります。

患部を触ってみて熱を感じる場合は炎症を起こしている可能性が高いです。

・冷やすのがいいのか?温めるのがいいのか?

まずは冷やして炎症を和らげる…というのが一般的な対処方法です。

始めは炎症を取り除くためにアイシングをし、状態にもよりますが、3日ぐらいしてから温めて血行を改善していくのが回復の速さ的には良いです。

まず、、痛くなったばかりの急性期の頃は、まずは痛みを少しでも和らげることが大事だからです。

そして温めて血行を改善していき、痛めたところの筋肉を柔らかくし回復を促進することが大切です。

一般的には…ですので状態によっても左右されますので、一度、たてやま鍼灸整骨院にお問い合わせください。

●当院の施術

まずは、当院まで歩いてこれるかどうか。
タクシーの乗らなければ来れない…くらい痛いのであれば、家で安静にすることをおすすめします。

なるべく痛みを感じにくい姿勢で、まずは炎症がおさまるのを待ちます。

炎症とは身体が自然治癒していくなかで起こる、経るべき過程なのです。

今は台風が通りすぎるのをじっとこらえましょう。

では、
おそるおそるだけど、なんとか歩けるようになった。

これくらいの状態になれば、身体は回復期に入ってきているので、当院でも痛みの改善を早める手助けができます。

最初は腰の状態を確認します。

 ・炎症はもうおさまっているのか?
 ・どの姿勢が痛いのか?
 ・どの動きが怖いのか?

次に腰以外の部分、主にお尻やもも、背中の筋肉を緩めていきます。

腰の痛みと恐怖心で、周辺部の筋肉が緊張して固まってしまっています。

この硬くなった筋肉がこれが腰の動きを妨げ、痛みを増長させる要因にもなっているのです。

周辺部の筋肉を緩めるだけでも腰の痛みが軽減する場合はよくあります。

あとは、無理のない範囲で腰の筋肉をゆるめ、筋肉本来の柔軟性を徐々に取り戻すようにしていきます。

そして一番大切なのが、骨盤部や体の傾きを整えていく事です。

痛みによる、痛みを回避する姿勢にもなっていますので、無理の無いように姿勢や土台である骨盤を整えて、回復力をあげていきます。

施術後は、腰に負担のない起き方、立ち方、日常の動作での対処の仕方をお伝えします。

腰に負担の少ない動き方を覚えることで、だんだん普段の日常動作が恐怖心なくできるようになっていくので、それが腰痛改善を早めることにもつながります。

ぎっくり腰になったら、なんとなくとりあえずシップや温めるのではなく、まずは専門である整骨院などに問い合わせて聞いて頂く、または出来るだけ早くに診てもらうのが大切です。

執筆者:
たてやま鍼灸整骨院-茨木院 館山季利

一人一人の患者様に寄り添い、 細心の注意を払いながら最大限の施術効果を発揮できるように 誠心誠意対応させて頂いております! 一緒に痛みの起こりにくいお身体をつくっていきましょう!

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